年収1500万円の職業や生活レベルは?手取りや税金・貯金額などまとめ!

収入・年収

年収1500万円といえば豪邸に住み高級外車に乗ってリッチな生活を送っていると想像してしまいます。

実際どういう生活ぶりなのでしょうか。今回は年収1500万円の生活レベルを徹底調査しました。年収1500万円の割合と仕事、税金や貯蓄のこと等ご紹介します。

年収1500万円はリッチ?

年収1500万円といえば趣味も充実し夢も叶いそうですが「リッチ」と言える生活とは実際にどれ程のお金が必要なのでしょうか。「リッチな暮らし」と思うのは個人の価値観によって変わるので答えはありません。独身者か世帯持ちかで、その差も変わります。金銭面で困る事もなく特に独身者は贅沢を満喫している方が多いです。今回は年収1500万円の生活などについてご紹介します。

年収1500万円の割合と比率

では実際に1500万円の年収がある方の割合とはどれくらいなのでしょうか。国税庁が公開している給与階級別分布表の平成27年分の男女計の調査結果は「約0.7%」となっています。この数字が多いのか少ないのかですが、1番多い割合が年収300万円から400万円で17.5%、ついで200万円から300万円が16.3%となっています。

男女別で見てみると圧倒的に男性の割合が多く1.1%となっていて、女性は0.2%となっています。こう見ると、やはり年収1500万円の割合は少ないと言えます。

年収1500万円生活は税金も高い

収入が高くなると、それだけ納税額も上がります。年収1500万円で計算すると手取りは約1040万円、月にすると約86万円となり100万円を切ってしまいます。居住区や独身者か世帯持ちかで控除の金額が変わるので税金の額は変わりますが、およそ460万円の税金を支払うことになります。

年収1500万円で計算すると所得税は33%でおよそ209万円弱、住民税はおよそ110万円弱となり、その他にも厚生年金や健康保険などもあります。頑張って働いて1500万円稼いでも一般のサラリーマンの収入並みの金額が引かれることになります。

支払った税金で買えるもの

上記で税金の支払額について説明しましたが、年収1500万円の方が支払った税金で一体どんな物が買えるのでしょうか。例えば国産車であれば新車で買える車が沢山あります。憧れのベンツも新車とはいきませんが中古で買えてしまいます。ダイヤの指輪や新品のiPhoneなど数々のものが買えます。年収1500万円の方はそれだけの金額を国に収めているということです。

年収1500万円の生活ぶりは?

年収1500万円の生活ぶりとして、独身者であればハイグレードな物件に住み、高級な車に乗ることが出来ます。いくら税金が高いとはいえ手元には1000万円程度のお金が残るので一般の人から見ると、やはり贅沢な暮らしが出来ていると言えます。ブランド品や趣味にも深く悩まずにお金をかけられます。年収1500万円の方の愛車はベンツなんていうのも珍しくない話です。

ところが世帯持ちとなると違った意見が多いです。独身者と違い、お金を掛けるべきところが変わり教育資金や将来の貯蓄などへの出費が多くなります。一般人が想像するような豪快な暮らしは出来ていないのが事実で実際に収入に満足していないという主婦の意見も多いです。月の生活費が15万円という話もよく聞きます。

年収1500万円世帯の実態

結論からいうと極端ですが「年収1500万円でも実は普通の生活しか出来ていない」という事です。一般人から見ると住宅は羨ましい限りの家に住んでいたりするのですが実際は車は中古車に乗り、買い物する時も欲しい物を買いたいだけ買う訳ではなく一般人と同じように価格を調べ節約しています。将来の為に貯蓄をしたり金銭感覚は一般人と変わりません。

年収別貯金の割合

前述で生活ぶりは平均的な生活と触れましたが貯金は、さすが年収1500万円です。年収別貯金データで見ると年収1500万円の場合貯金率100%と必ず貯金しています。将来に不安を抱える割合は、どの年収帯の方でもある事ですが、年収300万円未満の場合だと貯金率が半分になり50%となります。

年収1500万円の平均貯金額とは?

必ず貯金する年収1500万円の方の実態ですが、100万円以下というのは「0%」で貯金額が1500万円から4000万円以上の割合が多く、特に多いのは4000万円以上の貯金があるというデータがあります。年収1500万円の方の実に3割強の方が4000万円以上の貯金をしています。平均にすると3000万円前後となります。

上記「年収1500万円の割合と比率」の記事で触れましたが1番多い年収率は300万円から400万円の方でした。その場合の平均の貯金額が700万円前後となります。一般の方からみて年収1500万円の方は、実に4倍から5倍の貯金をしているということになります。持ち家率も9割弱というデータがありますので住宅ローンの返済が終われば将来的に貯金額も増えていくでしょう。

年収1500万円稼げる職業とは?

一口で「1500万円以上稼げる仕事」といっても様々な職業があり、代表的な職業ですと「歯科医」や「司法書士」、「経営者」などがあります。今回は年収1500万円以上稼げる職業の一部から5つをご紹介します。

公認会計士または税理士

公認会計士や税理士は事務所勤務で最高1500万円くらいの年収になるといわれています。しかし独立で開業をすると、年収を更に引き上げる事ができます。日本で最も稼いでいる公認会計士の年収が2億円と言われています。

YouTuber「ユーチューバー」

昨今、流行り出してきたYouTuberという職業ですが子供の将来なりたい職業ランキングで男女共に10位以内に入る人気職業です。ゲームをしている自分の姿をYouTubeで公開する「ゲーム実況」など動画の種類は様々で、最も稼いでいる日本人YouTuberの推定年収は1億円以上となっています。資格は必要なく誰にでもチャンスはあるので年収1500万円以上の1番近道と言えます。

アフェリエイター

この職業もYouTuberと同じく近年流行りだした職業ですが安定しにくい職業でもあります。主にサイトや自身のブログに広告を掲載し、その成果に応じて報酬を得るシステムを利用した職業です。トップアフェリエイターになると年収7000万円というデータがあります。安定しにくい職業ですが年収1500万円を稼げる可能性のある仕事です。

テレビプロデューサー

高給と知られているテレビプロデューサーですが最低でも年収は1000万円以上とされます。その中でも「チーフプロデューサー」や「統括部長」などになると年収は飛躍的に上がり2000万円以上になるという一説もあります。調査した結果、最高年収は2500万円と算出されました。

いちご農家

一般的に、農家の中でもイチゴ農家は儲かると言われていますが最高年収が1000万円以上の農家が多く、特に「あまおう」や「とちおとめ」などの高級いちごは単価も高く果物売り場では1パック3000円から5000円のいちごも見られます。高級いちごの生産者の年収は4000万円とも言われます。しかし、いちご農家は初期投資に2億円かかるとも言われています。

サラリーマンでも

サラリーマンでも頑張って年収1000万円以上という方もいますし、トップサラリーマンですと一握りですが年収3000万円という方もいます。しかし、サラリーマンですと必ず限界があります。年収1500万円またはそれ以上の高収入を目指す方は上記でご紹介しました「YouTuber」や「アフェリエイター」で独立開業に挑戦するのも夢があります。

年収1500万円の生活を調査した結果

年収1500万円の方は特に浪費癖など無ければ生活に困らず、それなりの贅沢は出来るものの平均所得者と大差ない生活を送っていることがわかりました。やはり驚くのは税金が多額なことです。それでも一般所得者からの見方としてはお金がないことにより趣味を諦めるなど無く生活に困ることもないので「お金持ち」というイメージは変わることはないでしょう。
 

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