冬のかゆみ肌の原因は?乾燥肌で悩む人におすすめの対策&改善方法をご紹介!

美容と健康

毎年、冬になると乾燥肌が進行して、体が痒くなってしまいますよね。

ダメだとわかっていても、ふとしたときや寝ているなどボリボリと掻いてしまったり、痒くて眠れないなんて日が続いて、乾燥肌と睡眠不足でお肌がボロボロになってしまうこともあるかと思います。

しっかりと時間とお金をかけてちゃんとケアすればかゆみ肌は改善するのですが、ズボラな人は、時間もお金もあまりかけられません。

というより、面倒くさい方法だと三日坊主になってしまいます。

ジョー
ジョー

今回はかゆみ肌(乾燥肌)対策の中で、効果が実感できて続けやすい方法をご紹介します。

冬のかゆみ肌の原因は?

まずは、かゆみ肌(乾燥肌)の原因について簡単にご紹介していきます。

かゆみ肌でお悩みの方はご存知かもしれませんが、お肌には【皮脂膜】【天然保湿因子(NMF)】【細胞間脂質】がお肌を守り、乾燥や外部からの刺激をバリアしています。

【皮脂膜】は、毛穴からでる皮脂と汗が混じってできる天然の保湿クリームの役割をしています。

【天然保湿因子(NMF)】は、人の体がもっている補水成分の総省のことで、空気中から水分を吸湿したり、角質層に水分を保つ役割をしています。

【細胞間脂質】は、セラミドなどに代表される角質層の細胞間を脂質でつなぎとめる役割をしています。

細胞間脂質は、角質を剥がれないようにするだけでなく、お肌の状態を健全に保ったり、水分の蒸発を防いだり、外部からの刺激や異物の侵入を防ぐなど、それ自体で全体の約80%ものお肌を守る重要な役割を担っています。

ブロックやレンガなどを崩れないようにするコンクリートみたいなものですね。

簡単なご説明ですが、上記の【皮脂膜】【天然保湿因子(NMF)】【細胞間脂質】によってお肌は守られ、保湿され、美肌を守ってくれるのです。

では、冬になるとかゆみ肌になる原因とメカニズムについて下記にご紹介していきますね。

かゆみ肌になるのは、「皮脂膜」が乾燥や刺激などによってダメージを受けることで、角質層に水分を保つ「天然保湿因子」の水分が蒸発しやすくなり、角質が通常よりも剥がれやすくなります。

角質層が剥がれるということは、お肌を守るバリア機能が低下しますので、細菌やウイルス、紫外線、刺激などのダメージを受けやすくなります。

この乾燥肌の状態が続いたり悪化することで、真皮内にとどまっている神経線維が表皮にまで伸びてくるので、普段なら感じない刺激でもかゆみを感じてしまうのです。

特に、冬にかゆみ肌になりやすいのは下記の要因があります。

乾燥と気温の低さ

冬場に粉ふき肌になりやすいのは、空気の乾燥と気温の低さが大きな原因のひとつです。

それは、気温が低くなると、汗がでなくなりますので、肌の表面は水分不足になりがちです。

また、気温が低くなると体内の血流も悪くなりますので、手や足など末端などは、肌に必要な栄養素が届きにくくなり、正常なターンオーバーができなくなり肌本来のバリア機能が低下してしまうため、肌が乾燥しやすくなります。

さらに、空気が乾燥することで、本来肌にとどまるべき水分が蒸発しますので、肌の水分がより不足します。

お肌にとって適した湿度は、60~65%程度と言われていますので、冬場のように湿度が低い環境では肌の乾燥が進みやすくなります。

お湯を使う

一般的に、お肌を守る「皮脂膜」は35℃程度のお湯で剥がれ落ちていき、「セラミド」などの細胞間脂質は、42℃以上のお湯で簡単に溶け出すと言われています。

冬場は、お湯で顔を洗うことが多くなりますが、お湯を使うことで肌のバリア機能である「皮脂膜」や「セラミド」などの細胞間脂質は、普段以上に洗い流されてしまい、肌のバリア機能が低下してしまい、乾燥肌を促進させてしまいます。

また、冬場だけに限らず、夏場でもクーラーの効いた乾燥した環境に長時間いる方や、熱いお風呂に長時間入る方は、肌荒れしやすいので注意が必要です!

乾燥肌で悩む私が行っている対策&改善方法をご紹介!

かゆみ肌が出てくると、集中力が散漫になったり、夜中眠れず寝不足の状態が続くなんてこともよくあります。

いつもはしないミスや、寝不足のため化粧のりも悪くなるわで冬の乾燥の時期に近づくといつもブルーな気分で過ごしていましたが、下記にご紹介する対策と改善方法を行うことで、冬場を乗り越えられるようになってきましたので、その方法をご紹介していきます。

まず、かゆみ肌対策をする私の条件としては、

私にはモデルさんのように、時間もお金もかけて美肌を保つなんてことはできませんし、家事や育児で思うように自分の時間を取ることもできません。

唯一ゆっくりできるのは、お風呂の時間ですので、下記のような条件でできるかゆみ肌対策を探しました。

  • お金はあまりかけたくない
  • 面倒くさがりなので、時間をかけたくない
  • お風呂はゆっくり入りたい(特に冬は寒いので)

というズボラな私は保湿とは正反対の条件をもとに色々試行錯誤しました。

かゆみ肌は、乾燥肌から始まりますので、まずは何といってもお肌の保湿が最大のかゆみ肌対策になります。

単純に保湿クリームを使うだけでも効果はありますが、種類や特徴が様々ですのでご自身に合ったものを選ぶのがとても大事です。

主な保湿クリームは、「ワセリン」「尿素」「ヘパリン類似物質」「セラミド」などがあります。

それぞれの特徴は、

ワセリン…お肌そのものに潤いを与えるものではありませんが、お肌の潤いを逃がさないように蓋をします。副作用がないので赤ちゃんにも使えます。ただし、多少ベタつき感があります。

尿素…たんぱく質を分解する働きがありますので、古い角質層を分解してターンオーバーを早めたり、お肌が柔らかくなったりします。人によっては刺激を感じることがあります。

ヘパリン類似物質…保湿作用と血行促進作用があります。浸透力が強く、次の角質層にまで浸透すると言われています。傷跡や色素沈着などを薄くしたり、アザを早く治す効果もあります。

セラミド…細胞間脂質に代表される物質で、保湿効果やお肌の柔らかくする効果を期待できます。

この中で、私が使用している保湿クリームは、「ワセリン」「セラミド」です。

なぜかというと、尿素入りのクリームでは、刺激を感じてしまい、ヘパリン類似物質よりもセラミドの方が効果を実感できたからです。

では、「セラミドだけでいいのではないか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

それは私は、「ワセリン」と「セラミド」を使い分けているからなんです。

上記でご紹介した私の条件の中に【お風呂はゆっくり入りたい(特に冬は寒いので」)】がありますので、お風呂に入っているとき、細胞間脂質は基本的にだだ漏れ状態になっています…

ですので、ここがポイントです。

お風呂上りは、すぐに安い化粧水などをたっぷり使いお肌に水分補給をしていきます。入浴後は、お肌が水分を吸っていますがドンドンに蒸発してしまいますので、遅くとも10分以内に行いましょう!

お肌にたっぷりと水分を与えたら、「ワセリン」でしっかりと蓋をします。ワセリンは、思っているよりも伸びますので少量でも広い範囲を塗ることができます。

私は、刺激を受けやすい敏感肌なので、夜はのお肌の多少のベタつきは許容して、副作用のない「ワセリン」を使っています。

そして、朝顔を洗ってから「馬油(天然セラミド)」を塗ります。朝なので全身には塗れませんが、顔や手などに塗ってから、「化粧水」「乳液」などを塗ります。

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はじめのうちは、化粧しない日などは馬油だけで済ませていたのですが、余計に乾燥したりしてたので、調べてみると使い方を間違っていたようです。

馬油を使うときのポイントは、「顔を洗う」→「馬油」→「化粧水」→「乳液」の順番で行うのが正しい方法ですので、押さえておいてくださいね!

私は、尿素入りの保湿クリームでも刺激を感じる敏感肌ですが、基本的には上記の方法を行ってから、かゆみ肌がかなり改善されましたので、今でもこの方法を使って冬場は過ごしています。

ジョー
ジョー

ただし、お肌は一人ひとり違いますので、上記の方法がお肌に合わない場合はすぐにやめて、自分のお肌に合ったケアをするようにして下さいね。

まとめ

かゆみ肌など、乾燥肌によるお肌のトラブルはツライものです。

かゆみがあるので掻いてしまうと、さらにお肌を傷つける悪循環にもなり、かゆみではなく痛みを感じることもあります。

ジョー
ジョー

冬場だけでなく、冷房のついた乾燥した仕事場で働く方などは夏場も乾燥肌になることもありますので、お肌のケアをしてあげてくださいね!

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