デリケートゾーンはかゆみや痛みなど何かとトラブルが多いものですが、リケートゾーンの黒ずみも気になるところですね。
特に、デリケートゾーン(ビキニラインや陰部、足の付け根…etc)は、普段見られることがない部分ですが、場所が場所だけに、
「でも、何とかしてキレイにしたい!」と思われる方はたくさんいます。

ですので、今回は、家でできるデリケートゾーンの黒ずみ解消法やケアクリームについてご紹介していきますね!
デリケートゾーンの黒ずみケアはどうする?
デリケートゾーンの黒ずみは、普段から確認することが少ないので、いつの間にかできていてビックリしてしまうことが多いものです。
気付いてしまったデリケートゾーンの黒ずみ…。
「いつからこんなことに…」なんて、その衝撃は女性なら大きな悩みに発展してしまうものですね。
普段は他の人の目に触れることも少ないデリケートゾーンですが、「いざ!」という時のためにも、素早いケアでキレイにしておきたいものです。
それにはまず、「なぜ、デリケートゾーンに黒ずみが出来たのか?」の原因を知り、その原因に対して、しっかりケアをすることでキレイにすることもできます。

ということで、デリケートゾーンに黒ずみが出来る原因についてご紹介していきますね。
デリケートゾーンの黒ずみの原因は?
原因その①:摩擦による色素沈着
お肌は摩擦を受けると、お肌を守ろうとしてメラニン色素を作り出します。
摩擦によって発生した黒ずみは「摩擦黒皮症(まさつこくひしょう)」といい、お肌の深い部分に黒ずみが出来やすく、改善するのに時間がかかってしまいます。
特に、サイズの合っていない(締め付けのきつい)下着やナイロン製の下着などをつけているとお肌と下着の間に摩擦が生じやすいため注意が必要です。
また、お風呂で体を洗うときにナイロンタオルなどでお肌をゴシゴシ洗うのも要注意です。
原因その②:刺激による色素沈着
仕事で長時間椅子に座っていたり、通勤時などに自転車に乗っている時の圧力などの刺激によって、お肌がくすんでザラついたり、色素沈着が起こってしまいます。
また、デスクワークなどで継続的に長時間座っている場合は、お肌の血行が悪くなり、ターンオーバーが正常に行われにくくなる(新しい皮膚に生まれ変わらない)ため、角質が厚くなる「過角化(かかくか)」が行われ、お尻がゴワゴワに固くなったり、黒ずみが出来たりします。
原因その③:乾燥による過角化
お肌が乾燥していると外部からの刺激に弱くなります。
それによってお肌は刺激から守ろうとターンオーバーを早めて角質層を厚くするため「過角化」が行われます。
過角化によって角質が厚くなると、お肌全体がゴワゴワ固くなったり、黒ずみが出来てしまいます。
原因その④:肌ニキビ
デリケートゾーンは、摩擦や刺激が多いうえに、ムレやすいため肌ニキビが出来やすく、また治りにくいものです。
肌ニキビが出来ると、炎症後に色素沈着が発生することがあり、黒ずみが出来やすくなります。
また、ニキビの後はアクネ菌が増えやすいため、黒ずみになりやすく、治りづらいため炎症が残り黒ずむ原因となります。
原因その⑤:かぶれや炎症
お肌がかぶれたり炎症が起こると、その部分に色素沈着が起こることがあります。
※ニキビ跡の色素沈着は、炎症による色素沈着の代表例です。
また、デリケートゾーンはアレルギーによるかぶれやムダ毛の処理などによる傷、ニキビや吹き出物などによって炎症が発生しやすいので特に注意が必要です。
化粧品や石鹸などが原因でかぶれた場合は、原因と考えられるものの使用をすぐにやめ無ければ、さらに悪化してしまう危険があります。
尚、デリケートゾーンに痒みがある場合は、患部を掻いてしまうと炎症がより悪化しますので黒ずみが進む原因となりますので注意が必要です。
原因その⑥:ホルモンバランスの乱れ
生理前や生理不順、ストレスなどによってホルモンバランスが崩れやすくなり、それによって皮脂が多く分泌されるため黒ずみの原因となります。
生理不順による色素沈着が疑われる場合は、基礎体温を付けてきちんと高体温期と低体温期があるかなどを確認し、異変があれば婦人科を受診することをおすすめします。
また、妊娠中や出産後に女性ホルモンバランスの乱れや変化によっても、黒ずみが起こることも多いものです。
妊娠・出産による黒ずみは、出産後ホルモンバランスが元の状態に戻り、それによって色素沈着も落ち着きますので、黒ずみも数ヶ月で自然に消えることもありますが、デリケートゾーンは出産時に多くの肌ダメージを受けていますので注意が必要です。
原因その⑦:加齢
年齢を重ねると、お肌のターンオーバーが徐々に遅れてきます。
一般的には、お肌のターンオーバーは約28日周期で行われ新しい細胞に生まれ変わると言われていますが、年齢を重ねるごとに徐々にターンオーバ-が遅れ、デリケートゾーンだけでなく他の部分も黒ずみが発生しやすくなります。
原因その⑧:デリケートゾーンをキレイに洗えていない
デリケートゾーンなどは洗いにくいので、十分に洗いきれておらず汚れが残っていたり、洗剤が残っていたりしやすい部分になります。
そのため汚れや洗剤が毛穴に残り肌ニキビの原因になったり、お肌に負担がかかってしまうため、黒ずみを作る原因になることがあります。
「デリケートゾーンの黒ずみ」と言っても、上記のように様々な原因があり、その原因が重なることで黒ずみができやすくなってしまいます。
まずはあなたの黒ずみの原因を突き止め、正しく対処することが大切ですね。
また、原因が分からない時や、分かってもどうしたらよいかが分からない場合は、セルフケアで悪化させる前に、すぐに医師に相談することを強くおすすめします。

それでは、家でできるデリケートゾーンのケア方法についてご紹介していきます。
デリケートゾーンの黒ずみケア 家でできる解消法は?
上記でご紹介したように、【摩擦】【刺激】【乾燥】【炎症】【ターンオーバーの乱れ】などによる色素沈着が黒ずみを発生させる大きな原因になりますので、これ以上黒ずみを進行させないようにお家(自分)でできるケア方法についてご紹介していきます。
色素沈着による黒ずみをケアする方法は?
お肌が色素沈着する原因として、【摩擦】【刺激】【炎症(ニキビ・かぶれ)】があります。
これ以上色素沈着を進行させない方法は下記の通りです。
- お肌に刺激の少なく通気性の良い、天然素材(シルク・綿等)のものにする
- 長時間椅子に座る時は、クッションなどを敷いて負担を減らす
- お尻を洗う時は、綿のタオルや手などで良く泡立てて優しく洗う。
※ゴシゴシとナイロン製のタオルなどで洗うのはNG。 - お風呂上りは、柔らかいタオルでポンポンと軽くたたくように拭く。
- 痒くても掻かずに、薬などを上手に使って痒みを鎮める。
過角化による黒ずみをケアする方法は?
お肌が過角化をする原因として、【刺激】【乾燥】があります。
それでは、過角化を進行させない方法は下記の通りです。
- お肌に刺激の少なく通気性の良い、天然素材(シルク・綿等)のものにする
- 長時間椅子に座る時は、クッションなどを敷いて負担を減らす
- 市販されているピーリング石鹸や化粧品を使い、余分な角栓を取り除く。
※垢すりやスクラブなどでゴシゴシ角質を落とすのは×。摩擦によって後から色素沈着や過角化を促進し、黒ずみやすいお肌にります。 - 保湿クリームなどを塗って、しっかり保湿する。
ターンオーバーの乱れによる黒ずみをケアする方法は?
お肌のターンオーバーが乱れる原因として、【刺激】【加齢】があります。
それでは、ターンオーバーの乱れを改善する方法は下記の通りです。
- 十分な睡眠
- 軽い運動
- バランスの取れた食事
お肌のターンオーバーを正常にするには、上記のように生活習慣を整えることが一番大切になってきます。
また、過度なストレスを感じていたり、紫外線に当たる、喫煙などもターンオーバ-が乱れる原因になります。
お家でお尻の黒ずみを解消する方法は?
デリケートゾーンの黒ずみを取るには、お肌のターンオーバーを促進してしっかり保湿することがとても大事なんです。
それにはまず、保湿クリームがお肌にしっかり浸透するように、事前準備を行いましょう。
①洗剤をしっかり泡立ててお肌をキレイに洗いましょう。
泡立った洗剤は吸着力が良いのでお肌への刺激が少なくなります。また、手が触れないように洗うとよりお肌への負担が少ないくなります。
②週に2~3回程度、ピーリングで古い角質を取り除きましょう。
ただし、ピーリングはターンオーバーを正常化させるのあって、無理やりターンオーバーを促進させるものではないので、過度のピーリングは避けましょう!
③クリームを塗ってしっかり保湿しましょう。
美白成分入りのクリームを使うとより効果があります。をキレイなお肌が戻ってくるまで、根気強く続けていくことが大事ですの頑張っていきましょう。
デリケートゾーンの黒ずみを解消するケアクリームは?
上記でご紹介した黒ずみの解消方法は、毎日の生活で行っていくものです。
ですが、何かと忙しい生活を過ごしている方も多いので、「もっと簡単に黒ずみを改善したい!」なんて考えるのは、女子としては当然のことですよね。
ですので、ココでは、黒ずみを解消するケアクリームについてご紹介していきたいと思います。
ケアクリームと言ってもたくさんありますので、黒ずみケアクリームを選ぶ際のポイントをお教えします。
①刺激が少ないものを選らぶ
デリケートゾーンは、他のお肌に比べて皮膚が薄く非常に敏感な場所ですので刺激性が低いものを選びましょう!
成分としては、「トラネキサム酸」「ビタミンC誘導体」などが含まれているものがおすすめです!なお、「トラネキサム酸」「ビタミンC誘導体」は美白効果も高いことで知られています。
また、「トレチノイン酸」「ハイドロキノン」は刺激が強いのでデリケートゾーンのケアクリームの成分としてはおすすめしません。
②無添加のものを選ぶ
香料やアルコール、鉱物油はお肌の刺激となるリスクが高い成分です。上記でもご紹介しましたが、デリケートゾーンの皮膚は薄く非常に敏感な場所ですので、添加物が刺激を与え、黒ずみが悪化することもありますので、無添加のものを選びましょう。
基本的には【低刺激】【無添加】のものを基本に考えて、+αで保湿成分(ヒアルロン酸やセラミドなど)や美白成分(プラセンタやビタミンC)が配合されているものもありますので、1日数回デリケートゾーンに塗るだけで、黒ずみが解消されるものもあります。
また、デリケートゾーンだけでなく、黒ずみが気になるお尻や脇、乳首、膝やくるぶしなどにも使える黒ずみケアクリームもありますので試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?デリケートゾーンの黒ずみは場所が場所だけに、一刻も早くきれいにしたい場所ですので、毎日ケアは行いつつ、ケアクリームを併用しながら、手軽にきれいなお肌を保つようにしましょう。
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