謝らない人には特徴があります。
今回は謝らない人の特徴・性格・心理、長所&短所や謝れる人との違いとあわせ、謝らない人への対処法や謝らせ方もご紹介します。

また、番外編として、仕事・職場での謝れない人達の”こじらせエピソード”もあわせてご紹介します!
謝らない人がいると人間関係に影響が出る?
プライベートはもちろんのこと、人間関係が重視される職場や仕事では謝らない人がいると困る場面も多いでしょう。
なぜ謝らない人は謝らないのか?とてもシンプルな疑問ですが、この謝らない理由を知らないと謝らない人とさらにぶつかることになります。

だからこそ謝らない人のあるあるな特徴や性格、言動や心理を知ることが重要です。
謝らない人の特徴・性格・心理【全13個】
謝らないとひと括りに言っても、原因や理由は謝らない人により変わります。
そこで謝らない人の特徴や性格、心理はどうなっているのか?
全13個を紹介しますので、謝らない人に困っている人や自分自身が謝れず困っている人は参考にしてみてください。

コミュニケーションでぶつかることを避けるヒントが隠れているかもしれません。
1.そもそも自分が悪いとは思っていない
「私に何か問題でも?」そんな言動や反省している様子を見せない、あるあるな人はいませんか?性格的に自己肯定感が強く、自分の行ったことは間違っていないと思い込んでいるため、謝らない場合が多いでしょう。また、過去に注意や指摘を受ける環境が少なかった場合にも、謝らない傾向が強く出るでしょう。
2.謝らないことで自分の地位を高めたい
性格的にプライドが高い人は、謝らない傾向が非常に強いです。謝らないことで自分の地位を高めたい、という心理もあります。逆に謝ると自分の地位が崩れるという恐れの心理から、謝らないこともあります。
3.謝ることが怖いと思っている
謝ることで怒られる、その怖い思いを避けるための心理として、以下のような原因があります。
- 謝っても許してもらえなかった経験がある
- 謝ったことで余計に怒られた
原因の背景として、子ども時代に親の虐待や学校でのいじめなどにより謝ることへの恐怖心やトラウマとなっていることがあります。謝りたいけど謝れないという心の葛藤はあるものの、結局謝らないこという場合が多いでしょう。
4.謝ることが負けと思っている
競争するような言動を持ちかけて勝ち負けにこだわる、そんなあるあるな人はいませんか?謝らない人は負けず嫌いな性格を持っていて、謝ることは負けと思っている傾向があります。
5.謝ることに納得していない
謝らない理由として、ミスや失敗したことは「大した問題ではない」と思っていることがあります。そのため「何でそんなことで、いちいち謝らなきゃいけないの?」と思いながら注意を受けるため、言動にも納得していない様子がにじみ出ます。
6.言い訳をする
謝らない人は言い訳をして、自分の意見を押し通したい特徴や性格があります。とくに自己主張が強く、周りのことを気にかけない自分勝手な、そんなあるあるな人に多い傾向です。
7.責任転嫁や現実逃避をしたい
謝らないことで以下の問題を避けたい心理があります。
- 責任を負いたくない
- すべて相手が悪い
- 自分の非を認めたくない
その結果として、責任転嫁や開き直って現実逃避をします。自分は危険な場所から逃れ、安全なところにいたい、ぶつかるのを避けるという理由や心理がそうさせています。
8.性格的に傷つきやすい
謝らない人は頑固な面がある一方で、傷つきやすい性格を持っています。謝って傷つきたくない心理から、謝らないといった言動につながります。
9.謝るタイミングを逃している
本当は謝りたいのに自己表現が下手なため、タイミングを逃していることがあるでしょう。特に謝らせる側が一方的に話してしまうと、謝らない人は余計に謝るタイミングを逃すことになります。
10.完璧主義者である
完璧主義者は頑固な一面を持っています。自分が悪いと思っていても、素直に受け入れられず謝らないといった言動につながることがあります。
11.謝ることが恥ずかしい
謝る経験が今まで少ないと謝る方法がわからずに恥ずかしく感じ、結果として謝らないといったことにつながります。
12.環境や文化の違い
日本では、ちょっとしたことで「すみません」と謝る文化があります。しかし、日本以外の環境に長年住んでいた人や海外の人は、謝る文化があまりないこともあります。また、日本の謝る文化そのものを理解できないこともあります。
13.何らかの病気や症状の可能性
発達障害など病気や症状により、謝ることが理解できない、うまく言動で表現できないことがあります。
謝らない人と謝れる人との違い
自分や他人を大切にしているかどうかにより、謝れるか謝らないかの違いが出ます。
謝らない人は自分に自信がない、嫌いな場合がほとんどです。他人の評価を気にしていることも多く、謝ることで自分の評価が落ちると考えています。自己卑下や自暴自棄、自己中心的な性格が謝らない状況を作ります。
一方で謝れる人は、自分に自信がある、または大切にして好きな傾向があります。そして謝っても自分の評価が落ちることはないと考えています。正直で素直な性格を持っている傾向があります。
謝れる人と謝らない人の長所と短所
何かあったときにすぐに謝れる人、謝らない人のどちらがいいのでしょうか?実はケースバイケースです。そこで、謝れる人と謝らない人それぞれの長所や短所をご紹介します。
謝れる人の長所:素直である
すぐに謝れる人は謝らない人に比べ自分を飾ることなく、素直な人である可能性が高いです。謝らないよりもすぐに謝って、ぶつかるのを避けることも考えられます。職場や仕事仲間などからも好かれる傾向があります。
謝れる人の短所:騙されやすい
職場などで腰が低く、ちょっとしたことで過度にペコペコ謝るようなそんなあるあるな人はいないでしょうか?そのような方の性格や特徴として、自分を見下す自己卑下が強いかもしれません。何でも謝る人は相手の口車に乗りやすいため騙されやすい、職場によっては責任転嫁されることがあります。
謝らない人の長所:強い意志や向上心がありリーダーの素質がある
謝れない人全員とは限りませんが、こういった特徴や性格があるかもしれません。仕事なら相手とぶつかることも臆さない、自分の信念や考えを持っている可能性があります。強い意志や向上心で人をグイグイ引っ張る、リーダーの素質があるかもしれません。
謝らない人の短所:嫌われる
謝らないことにより周囲から嫌われてしまいます。しかし、謝らない短所は長所になることもあります。まずは謝らせるといった強引な対応を取る前に、その人の性格や心理を改めて理解することが重要です。
謝らない人に対しての上手な接し方法・謝らせ方
謝らないことが原因で1日イライラしてしまった。こんなあるある経験はないでしょうか?そんなあるあるな失敗を繰り返さないためには、謝らない人の言動や心理、性格を逆手に取ることが重要です。そこで、謝らないことでぶつかることなく、上手な接し方や謝らせる方法をご紹介します。
①こちらが先に謝る
謝らない心理や性格の特徴として、相手を疑っている、見下していることがあります。そこで謝らない人に非があったとしても、こちらが先に謝るのも上手な接し方です。仕事の場面であったら、一例として以下のように謝ります。
「もっとこちらもフォローすればよかったね、いろいろ迷惑や手間をかけて悪かったね」
謝らないから怒られると思っていたところの逆の心理をつきます。ぶつかることなく譲歩することで、謝らない人から謝らせることも可能になるかもしれません。
②謝らない人の意見や本音を聞いてみる
押しても謝らないなら引いてみて、謝らない理由や本音を探るべく、意見を聞いてみることです。謝らないのは「人に話を聞いてもらいたい」という心理的な理由や言動もあります。話を聞いてもらうことでスッキリし、向こうから謝らせることも可能になります。
③謝らない人に解決策や今後の対策を聞いてみる
「どうすればこの失敗を防ぐことができるかな」と謝らない人に対して聞いてみるのも1つの方法です。すると謝らない人から、解決策や対策を提示することもあるからです。謝らない人も自分から言った以上、その言動に責任を持つ心理が働きます。今まで謝らないと思っていた人が無理に謝らせることなく、向こうから謝るようになるかもしれません。
④日頃から謝りやすい雰囲気を作る
謝らせない雰囲気を、あなた自身や職場で無意識に出していることはないでしょうか?謝らない人の心理や性格的な特徴として「謝っても許してもらえない」「怒られるのでは?」という思いや考えを持っています。だからこそ謝りやすい雰囲気を出し、謝らない人と接することも大切です。
⑤謝らせるのが難しいなら距離を置く
今までの対策を行っても一向に謝らない、謝らせるのが難しいなら、いっそのこと距離を置くのも1つの方法です。距離を置かれたことで、謝らない人は反省して迷惑をかけないようになる、向こうから謝るといった言動を取ることもあります。
【体験談】仕事上・職場での謝れない人達のエピソード
ここでは、仕事上や職場での謝れない人達のあるあるエピソードをいくつか紹介します。
お客さんとの対応でも疲れるのに、謝らない人がいると余計に疲れますよね。
謝るのが先か、言い訳が先かにより印象は大きく変わります。

海外の人にとって、日本の謝る文化は理解しにくいところもあるかもしれません。
まずは謝らない人の原因や理由を知ることから
謝らない理由は今までご紹介したとおり様々です。
ポイントは謝らない人は、どうして謝らないのかを確認しましょう。
謝らない理由を知らずに謝らせようとしても、ぶつかるだけで何の解決にも至りません。
最悪こちらの勘違いによって、謝らない人に濡れ衣を着せてしまった、という事態も起こりうるからです。

平和的に解決するためにも、相手の謝らない理由を知り、適切な対応を行いましょう。
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