夫婦生活が始まった時に、生活費って一般的にどのくらいか把握していないと貯金ができません。
その生活費の中でも食費は月どのくらいか、節約ってどんなことをするのか気になりますね。

今回は、夫婦2人の食費や生活費の月平均や節約方法を紹介します!
夫婦二人暮らしの生活費とは
結婚して夫婦二人暮らしの生活費って一般的に月平均どのくらいなのでしょうか?
一般的には、月平均21万円だと言われています。
手取り収入の約8割、総収入の約6割から7割が夫婦二人暮らしの平均生活費になります。
よって貯蓄は手取り収入の2割が理想です。
夫婦二人暮らしの生活費の内訳は、住宅費・食費・水道高熱費・通信費・保険料・日用品・交際費などです。
生活費の中でも大きな割合を占める住宅費は手取り収入の3割だと言われています。
この住宅費を抑えると、その分毎月の生活費は潤います。

住宅費などの固定費は変動しないものなので、節約できる一番の近道は食費を抑えることです。
夫婦二人暮らしの食費とは
夫婦二人暮らしの食費の月平均は、約3万9000円とデータで出ております。
この金額は1日あたり1300円なので外食より自炊中心でやり繰りしている生活を心がけているのが分かります。
夫婦二人暮らしの食費は、一般的には総収入の約15パーセントが理想です。
日々生活を送る中でも絶対に欠かすことのできない食費ですが、あまり節約しすぎるとストレスにもなるのでストイックになるのはおすすめできません。

ただ毎月かかる食費なので、少しでも節約して将来のために貯金しましょう。
1ヶ月の食費の予算を決める
夫婦の食費を節約する方法①
食費は、総収入の約15パーセントが目安と言われているので、割合を目安に食費の予算を決めましょう。月の食費予算を決めたら、お米やお水などまとめて購入する分を分けておきます。まとめて購入する分を食費の予算から引き、残った金額を4で割りましょう。月単位ではなく週単位で管理するのがおすすめです。
1週ごとの食費代金を封筒にそれぞれ入れましょう。封筒に入れることで予算オーバーになったことも早めに気づきます。気づいたら、次の週を節約するように心がけるなどできるようになります。
また家計簿をつけてみるのがおすすめです。食費と言っても、種類は様々です。月にどんなものを食べているのか本当に必要なのかなど、無駄遣いもなくなります。
外食を減らす
夫婦の食費を節約する方法②
夫婦二人暮らしの食費を減らす一番重要なことは、外食を減らすことです。夫婦で居酒屋に行けば1回で1万円くらい使ってしまいます。居酒屋は1品が高いので、お腹がすいている時に行くと結構な金額になります。月に4回のところを1回減らして3回にするなど、無理のない範囲でするとストレスもたまりません。
ただ外食を減らすのが食費節約には一番の近道です。外食の頻度を見直すことは、お金のことだけではなく、健康面にも良さそうです。
必要なものを必要な分だけ買う
夫婦の食費を節約する方法③
食費を節約する方法の3つ目は、買い物に行ったら必要なものだけを買い、予定になかったものは買わないことです。買い物に行く前に冷蔵庫をチェックして、必要なものを決めてから行くのがおすすめです。買い物に行くと特売品などたくさん買ってしまう傾向にありますが、余計なものを買ってしまうと余らせて腐らせてしまったり、無駄遣いが防止できます。
次に買い物に行くまでに必要な食材のみを購入し、それまでに使い切り、もし余ったらクックパッドなど活用し、買い物に行かないで食材を使い切ることを心がけて下さい。
献立は定番食材を使用する
夫婦の食費を節約する方法④
食費を節約する4つ目の方法は、料理でよく使う食材を購入することです。よく使う定番食材は、じゃがいも・にんじん・たまねぎ・キャベツ・白菜・大根などです。あまり使わない食材を購入すると、使い切れないで無駄にしてしまうこともあります。定番食材は、長期保存できるので腐りにくくおすすめです。
使用する食材が決まっていると、1週間の献立が立てやすくなるのでおすすめです。たまには、いつもと違った食材を買うのもストレス発散になるので、無理なくすすめてくださいね。
冷凍できる食材はまとめ買いする
夫婦の食費を節約する方法⑤
食費を節約する5つ目の方法は、冷凍できる食材はまとめ買いしたほうがおすすめです。食材は、基本細切れよりもまとめて買ったほうがお得に安く買うことができます。冷凍できる食材はまとめて購入し、サランラップなどで小分けにします。
野菜などを冷凍すると栄養価が下がってしまうので、お肉などがおすすめです。お肉は2週間から1ヶ月は冷凍保存できるので、多めに購入して小分けにして保存しましょう。さらにお肉は特売日など利用すると良いですね。
おかずを作り置きしてお弁当などに活用する
夫婦の食費を節約する方法⑥
食費を節約する最後の方法は、おかずをたくさん作り置きして余ったらお弁当などに活用することです。一度に大量に煮物など作り小分けにして冷凍保存したり、お弁当用に保存すれば、お昼代の節約などにもなります。次の日の夕飯にも出すことができます。
お昼代の節約は家計の節約につながります。週5日お昼を外で食べれば1日あたり1000円だと2万円も使っていることになります。お昼をお弁当にすればかなり節約できることになるのでおすすめです。作り置きならば、お弁当のために最初から作らなくていいので簡単です。
お弁当を持参するのは節約だけがメリットではありません。お弁当健康のためやダイエットにも効果あります。お弁当は手作りなので、カロリーをコントロールすることができます。また、お弁当はバランス良く栄養も取ることができます。外食だと栄養が偏りがちになるのでメリット大です。
夫婦二人暮らしの生活費を節約する方法とは
将来子供できたときや、マイホームの購入のために貯蓄は必要です。夫婦二人暮らしの今しか貯金はできませんので毎月貯蓄することをおすすめいたします。次に生活費を節約するにはどうしたら良いかご説明いたします。
生活費を節約するには①貯蓄する
生活費を節約するには、まずは強制的に貯蓄する仕組みにしましょう。残ったお金を貯蓄という考えでは、お金は貯まりません。また今後の資金計画も立てることができなくなります。
給料が入ったら、自動的に貯蓄用口座にお金を移すようにしてください。貯蓄額は、手取り収入の約20パーセントが目安です。また夫婦別財布の場合は、同じ財布にして家計を管理するとより収支のバランスが見えてくるのでより節約できます。
生活費を節約するには②固定費を減らす
生活費を節約する最大の方法は、住宅費を減らすことです。住宅費は、手取り収入の約30パーセントが目安です。住宅費は、万が一収入に変化が起きた時に変更するのが難しいので、余裕をもった設定にすることが大切です。マイホーム購入の際は、ローンをギリギリで組むと危険なので注意しましょう。
そのほか、保険や車のローンなど一度見直してみると良いでしょう。保険も独身時代のまま放置している方もいます。独身時代のままの保証内容だどいざ何かあったときに困るのでそのようなことがないようにしましょう。
生活費を節約するには③夫婦の生活リズムを同じにする
生活費を節約するには、夫婦で生活リズムを合わせることです。食費だけではなく水道・光熱費の節約にもなります。生活費を節約できるだけではなく、夫婦でコミュニケーションも取りやすくなるので夫婦円満にもつながります。
生活費を節約するには④家計簿をつける
生活費を見直すには、家計簿が大切です。家計簿をつけることはとても大変で中には挫折した方も多いと思います。家計簿は支出を把握できるだけではなく、支出の内容も分かる上に過去を振り返ることもでき、見直すことができます。
家計簿は、ノートにつけていく方法が一般的です。普通のノートで家計簿をつけても良いですが、最近では家計簿をつけやすいように様々な種類の家計簿が販売されています。家計簿は収入と支出を把握するためにつけたいので、項目に悩んだりなどしないほうがおすすめです。項目はざっくり食費・日用品・交際費・住居費など分からないものはその他など工夫すると良いでしょう。
最近では、家計簿のアプリもあります。
スマホで家計管理をすると外出中にすぐ入れることが出来るので便利です。

また計算機を使用しないで自動で計算してもらえるので、楽しみながら続けられますよ!
最後に食費を見直して夫婦円満になるためには
生活費の節約をするのは、何の目的があってかを明確にすると夫婦協力し合って節約ができると思います。
節約を1人で頑張ったり、短期間でやってもうまくいきません。
節約する為には多少の我慢も出てくるので夫婦で目的意識をしっかり持つのがおすすめです。
節約をストイックにしすぎて、食事の品数を減らしたり同じ食材ばかりでは、せっかくの食事が美味しくなくなります。

節約は、夫婦がより将来より豊かに幸せに暮らすためなので、楽しく節約生活を心がけましょう!