結婚費用を貯金したいと思っていても、中々始められない…。余ったら貯金しようと思ているのに、お金が全然余らない!と困っている方も多いのではないでしょうか。結婚費用を貯められないと、結婚に踏ん切りもつかないと思います。
そこで、この記事では結婚のためにお金を貯める方法と、具体的な結婚費用等についてご紹介します。
結婚費用を貯金したい!でも貯められないのはなぜ!?
結婚費用を貯金したいと強く思っているのに、貯められないのはなぜでしょうか。実は、お金は貯めようと思っただけでは、実際に貯まっていきません。
そこで、お金を貯められない人の特徴を3つにまとめてみました。
あなたが1つでも該当する場合は、お金が貯められない人になっている可能性大です!
具体的な貯金目標がない
まずお金を貯められない人の特徴として、具体的な貯金額を設定していないことが挙げられます。具体的な貯金額がないということは、なんとなく貯金したいなと思っているだけということです。
具体的にいくらをいつまで貯めたいのかを決めて、そこから逆算して月にいくら貯金するかを決める必要があります。
お金を貯める通帳がない
貯金ができない人は、お金を貯める通帳=貯金通帳を持っていないことが多いです。普通にお給料が入る通帳だけ持っているのです。実は、お金を貯めることができる人は、お給料が入る通帳とは別にお金を貯める通帳も持っています。お金を貯める通帳を持つことで、使うお金と貯めるお金の区別をつけやすくなり、貯めたお金に手を付けずに済むのです。
貯金ができない人は、貯めようと思った金額も使ってしまうためお金を貯められないという仕組みになっているのです。
月にいくら必要かわかっていない
お金を貯められない人は、自分が月いくらお金を使っているのか把握していません。お給料をあるだけ全て使っている人は、自分が何にいくらお金を払っているか把握していない人が多いです。
反対にお金を貯められる人は、自分が何にいくらお金を使っているのかを把握し、お金の使い過ぎをコントロールできる能力を持っています。
意識改善をして、結婚費用を貯めよう!
お金の貯まらない原因を理解できたら、自分の意識を改善して、貯金できる体質になりましょう。
まず、意識改善をするためのファーストステップとして、結婚費用を準備するためにいくらお金を準備する必要があるのかを具体的に知りましょう。
そして、次にどうやってお金を貯めていったら良いのかを考えていきましょう。
結婚費用って具体的にいくらするの?
結婚費用とは、主に結婚式(結納、挙式・パーティ)にかかる費用、二次会でかかる費用、新婚旅行でかかる費用の3つにわけられます。今回は、それぞれの費用がどの位かかるのか、その平均金額を調べてみました。
結婚式(結納、挙式・パーティ)でかかる費用
結婚式でかかる費用は、結納と挙式・披露宴が挙げられます。以下かでは、それぞれの費用についてご紹介します。
結納でかかる費用
結納では主に以下のものたちの費用がかかります。
- 結納式の費用(会場費、飲食代等)
結納式の会場は主に新婦の実家、料亭やレストラン、ホテル等で行います。
新婦実家で結納式を行う場合、会場費は基本的に支払いません。次に料亭やレストラン、ホテル等で結納式を行った場合はの費用ですが、大体の相場は会場代・飲食代併せて1人20,000円程度となっています。(地域によって差があります。)
また、ホテル等では結納パックといってお得に簡単に結納を挙げられるパックもありますので、調べて見積もりをとってみると良いでしょう。
- 結納金
結納金の相場は50万円~100万円となっています。実は、結納金にははっきりとした相場がなく、本人たちの懐具合にもよります。また、両親の計らいもあり、高額な結納金を相手に納めるところもあるようです。
地域によっても結納金の金額が異なりますので、両親に結納金の相場を聞いてみることが一番良いでしょう。
- 結納品の費用
結納品の平均費用は約14万円となっています。結納品は地域に差がありますが5品、7品、9品の奇数で品目をそろえることが一般的です。
結納品の数も、地域差がありますので、両親や結納式会場に確認をし、必ず見積もりをとっておくようにしましょう。
- 結納返し
結納返しは、新婦の家から新郎の家に贈られるものです。結納返しの相場は、30万円~50万円で結納金の3割~5割の現金または、品物でお返しすることが一般的です。
挙式・披露宴でかかる費用
次に、挙式・パーティでかかる費用を、それぞれご紹介します。
まず、挙式費用の相場は20万円とされています。挙式会場やオプションにこだわると、30万円~50万円程度かかるとされています。
次にメインである披露宴の費用ですが、こちらは参加人数によって費用が異なります。
参加人数 | 平均費用 |
---|---|
10人 | 140万円 |
20人 | 160万円 |
30人 | 190万円 |
40人 | 210万円 |
50人 | 240万円 |
60人 | 260万円 |
70人 | 280万円 |
80人 | 310万円 |
90人 | 340万円 |
100人 | 360万円 |
披露宴は、参加人数が多ければ多い程、費用が掛かります。しかし、その分ご祝儀もありますので、一概に人数が多ければ負担額が増えるわけではありません。
また、大切な友達に祝ってもらいたいという気持ちが大切ですので、披露宴費用等はあまり気にせずに、まずは来てもらいたい友人のリストアップから始めましょう。
二次会でかかる費用
披露宴の後の二次会でかかる費用の相場は30万円前後とされています。
二次会は会場や料理、景品や映像器具等の貸付料金等はお店によってばらつきがあります。新郎新婦行きつけのお店があれば、そのお店で二次会が可能かどうか相談し、なるべく安くしてもらうように交渉することもありでしょう。
また、お店によっては結婚式後の二次会プランを準備しているところもあります。二次会をどのお店にしようか悩んでいるのであれば、複数のお店から見積もりとサービス内容をもらい検討してみることが良いでしょう。
新婚旅行でかかる費用
新婚旅行でかかる費用は行き先によって異なります。日本国内であれば平均費用は10万円前後ですが、ハワイだと30万円前後、ヨーロッパやアメリカへ行く場合は安くても30万円~50万円以上かかると思っていた方が良いでしょう。
結婚するために貯めておくべき金額は200万円!?
結婚式費用から新婚旅行費用までどの程度お金を貯めていれば良いか計算してみましょう。
- 結納式 平均100万円
- 結婚式 平均240万円
- 新婚旅行 平均60万円
- 合計 400万円
式を挙げるのに400万円かかることから、大体1人200万円程度貯金があると、余裕をもって結婚式を挙げられるということになります。
結婚費用は抑えられる!?結婚費用を安くする4つの方法
結婚費用の相場はわかったけど、もっと費用を安く抑えたいと思う人も少なくないでしょう。そこで、ここでは結婚費用をなるべく安く抑えるための方法についてご紹介します。
1.挙式のみにする
親族のみでお祝いをしたいと思っているのであれば、挙式のみすることで費用を安く抑えることができます。
挙式のみですと先述したように20万円~50万円程度に抑えることができます。
2.少人数制の披露宴にする
披露宴もしっかりと挙げたいという方は、披露宴に招待する人をしっかりと選びましょう。結婚式とは祝って欲しい友人、自分の晴れ姿を見ていただきたい恩人を招待し、自分の新たなる門出を見届けてもらう意味も含まれています。
多くの人に披露宴に参加してもらえれば良いというわけではありません。よって、披露宴に招待する人は、本当に自分の大切な人たちだけを集めることで、無駄な出費を抑えることができます。
3.オフシーズンに式を挙げる
意外ですが、オフシーズンに式を挙げることで費用をかなり浮かせられることができます。結婚式のオフシーズンは、真冬の1月と2月、反対に真夏の8月等です。
寒さや暑さが厳しい時期は、会場も取りやすく割安で提供してくれるところが多いです。また、冬は雪をあしらった演出や夏は涼しい夜に式を挙げるナイトウェディングを企画しているところもあります。
比較的、休みをとりやすい時期ではあるので、披露宴に必ず参加して欲しい人がいるのであれば、結婚式が被らないオフシーズンを狙うのもありといえるでしょう。
4.ご祝儀で賄えるプランを立てよう!
最後に、ご祝儀で賄えるプランを立てることが一番安く仕上がる方法です。ご祝儀は一人大体3万円です。そして、50人招待するのであれば料理や引き出物等も含めて150万円以内で納められる結婚式のプランを考えてみましょう。
料理代や演出代等、結婚プランナーと料金の相談を入念に行いましょう。ただし、忘れてはいけないのは、節約のしすぎをしないことです。たしかに、結婚式はとても大金がかかるものです。無駄な演出や飾り等はせず、経費を削減したい気持ちもわかります。
しかし、結婚式は一生に1度の大切なライフイベントです。自分が満足いく、心のこもった温かい式にすることを優先させましょう。それを踏まえてご祝儀で賄えるかどうか検討することが大切です!
結婚費用を貯金するコツ7選
次は、本題の結婚費用を貯金するコツ7選です。具体的な貯金目標ができ、結婚式にいくら必要かも知ったらば、あとは貯金するための準備をするだけです。
お金を貯められなかった人は、次のステップを踏み着実にお金を蓄えていくようにしましょう。
1.定期預金口座を開設しよう
一番始めに定期預金口座を開設しましょう。定期預金口座とは、指定した日にあなたが指定した口座から一定額のお金を自動引き落とし貯めていってくれる、便利な預金口座です。
手続きは、銀行の窓口で教えてくれますので、教えてもらいながら口座を開設しましょう。
定期預金口座の良いところは、お金を下ろす時に手間がかかることです。普通預金であればATMからお金を引き出すことができますよね。しかし、定期預金口座は通帳と印鑑を持って銀行窓口へ行き、指定の書類を書いて提出してから現金を引き落とせるのです。
よって、簡単にお金を引き出すことができないので確実にコツコツとお金を貯めていくことができます。
2.具体的な貯金額を決めよう
定額預金口座を開設したところで、目標金額を設定していなければ貯める意欲がわきません。よって、預金口座を開設することと併せて、具体的な貯金額を設定しましょう。貯金額の設定方法はなんでもかまいません。
- 「結婚式費用に200万円を2年で貯める!」
- 「新婚旅行費用を半年で30万円貯める!」
等、自分のやる気がでる目標設定をし、必ず期限を決めましょう。期限を決めることで、逆算して自分が月にいくら貯めれば良いかわかるようになります。例えば、
- 「結婚式費用に200万円を2年で貯める!→200万円÷24ヶ月≒83,000円/月貯める!」
- 「新婚旅行費用を半年で30万円貯める!→30万円÷6ヶ月=5万円/月貯める!」
とゆう答えが出てきますよね。
このように、具体的な貯金額と期限さえ決めれば、月にいくら貯金すればよいかわかるため、あとは定額貯金口座の引き落とす金額を設定するのみとなります。
3.パートナーと話し合ってみよう
結婚式費用の貯金は1人でする必要がありません。パートナーと話し合い、2人で貯めていくことができます。
パートナーとの初めての共同作業として、一緒に貯金をしてみてはいかがでしょうか?
まず始めに、パートナーと月いくらお互いに貯金するかを決めます。そして、二人のどちらかが口座を開設し、毎月決まった日にお金を一緒に入金するのです。
二人で費用を貯めることで「二人で頑張って貯めたお金で挙げる式」という実感が湧きます。よって、二人でお金を大切に使い、挙式も無駄な部分を削り、必要なところにお金をかけることができることでしょう。
ぜひ、結婚式の費用は二人で話し合って決めて、二人で貯めてみてはいかがでしょうか。
4.日々の支出を見直してみよう!
日々の支出を見直すことも、お金を貯めるためには必要な作業です。
支出を見直すのに、家計簿はとても有効です。家計簿といっても、種類は様々あります。ノートにつけるオーソドックスなものから、アプリでレシートを撮るだけで簡単に家計簿をつけられるものもあります。
自分の性格に合った家計簿作りをして、無駄な支出がないか探ることが重要です。無駄な出費を減らすことで、貯金額を増やすことができます。
5.楽しく節約する方法を学ぼう
楽しく節約する方法を学ぶことも、貯金額を増やすことに繋がります。しかし、中には節約のしすぎで疲れてしまったり、心に余裕がなくなってしまったりする人もいます。
よって、節約は楽しくのんびりできるものに限定をして行うことが良いといえるでしょう。のんびり楽しく節約を学べる最初のステップとして、「節約料理を学ぶ」ことをおすすめします。
ご飯は毎日口にするものですので、おいしく、かつ、安くご飯を作ることができれば、体調も心もハッピーに過ごすことができます。
もし、節約の方法で何から学べば良いかわからない時は、節約料理から始めてはいかがでしょうか。
6.投資で収入を増やそう
ある程度お金が貯まっているのであれば、投資を行い、お金を増やしていくことも可能です。
しかし、投資をするにあたって注意して欲しいことがあります。それは、投資は必ず儲かるものではないこと、そして、リスクを必ず背負うことになるということです。
せっかく蓄えた貯金を減らす可能性もありますので、できれば余剰金で投資は行うようにしましょう。
7.副業で収入を増やそう
もしも時間に余裕があるのなら、副業をして結婚費用貯金を加速させるようにしましょう。今は、コンビニ等のアルバイトだけではなく、クラウドソーシングで副業を行うことができます。自分はどんな副業をしたいのか、あるいは、どんな副業が向いているのか調べてみるのも楽しいでしょう。
ただし、副業は二の次と考えるようにしましょう。まずは、定額預金口座を開設し、自分の給料から貯金できるようになることが重要です。そして、パートナーとの時間を削って副業を行うということはしないようにしましょう。
副業はあくまで、時間に余裕がある時に行うものとし、自分の時間を有効活用していきましょう。
まとめ
結婚費用の貯金方法をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。結婚するには意外とお金がかかることや、結婚費用を抑える方法がいくつかありましたね。
また、貯金はしようと思っているだけではできないので、具体的な貯金額と期限を設定し、コツコツと定期預金口座に貯めていくことが、一番簡単で確実にお金が貯まる方法です。さらに、パートナーと一緒に貯金をしていくことで、より大切な結婚式にしたいと思えるかもしれないですね。
結婚費用はとても高いものですが、一生で一度の大イベントですので、後悔のないようしっかりとお金を貯めて結婚準備をしていきましょう。
コメント