一人暮らしの食費を頑張って減らしたいのに、全然減らすことが出来ないという方は少なくありません。実際、食費が月2万円以上になっている人もいらっしゃいます。
しかし世の中には食費を月1万円以下で収めている人もいるのです。この違いは何なのか気になりますよね。そこで、この記事では一人暮らしの食費が月1万円以内になる節約方法について20個紹介します。ぜひ、食費の節約情報を仕入れて、月1万円以内で過ごせるようになりましょう。
- 一人暮らしの食費はいくら?
- 一人暮らしの食費を抑える節約方法20選!
- 1.週の食費は2,000円以内に設定しよう!
- 2.主食はお米よりもパスタをメインに使おう!
- 3.食材の安いお店をハシゴできるようになろう!
- 4.実は蕎麦(そば)も優秀なコスパの主食であることを知ろう!
- 5.鶏肉を上手に使おう!
- 6.もやしを上手に使おう!
- 7.玉ねぎを上手に使おう!
- 8.キャベツを上手に使おう!
- 9.卵を上手に使おう!
- 10.チラシを見て特売品をゲットしよう!
- 11.外食は基本的に行かないようにしよう
- 12.お弁当とマイボトルを持参しよう!
- 13.食材は買い過ぎないことを意識しよう
- 14.きのこは冷凍しても傷まない優秀な食材!
- 15.鶏肉以外のお肉は、安い時にまとめて買って冷凍庫保存しておこう!
- 16.安いという理由で使ったことのない食材は絶対に買わないようにしよう!
- 17.見切り品を賢く使おう!
- 18.余ったおかずは冷凍できれば冷凍して、いつかの自炊が面倒くさい日に備える
- 19.プライベートブランド(PB)を賢く使おう!
- 20.お菓子やお酒、ジュースはポイントが貯まったら購入しよう!
- まとめ
一人暮らしの食費はいくら?
一人暮らしの食費って、平均いくら位か気になりますよね。自分は平均以上なのか、平均以下なのかを知りたいと思うのは当然のことです。そこで、ここでは一人暮らしの食費平均をご紹介したあと、食費を安く抑えられない原因について5つご紹介します。
一人暮らしの食費平均は?
社会人と学生さんとでは食費が違いますので、それぞれの平均をご紹介します。
- 社会人・・・約4万円
- 学生・・・約2.5万円
社会人は仕事の付き合いなどがあり、学生に比べて1.5万円高い4万円となっています。外食することが少ない学生は約2.5万円が平均となりました。
食費を安く抑えられない原因5つ!
食費の平均を知っていただいた次は、食費を安く抑えられない原因について5つご紹介します。食費が多い方は必見ですので、チェックしていってください。
原因①外食が多い
そもそも、食費が高い原因のダントツ1位が外食です。外食1回の料金は、自炊だと1日3食分の料金に匹敵します。
それほど外でご飯を食べることは高くついてしまうことを覚えておきましょう。人件費や手間賃などが入っていますので、当然と言えば当然です。
外食は会社の付き合い等、外せない用意以外のときは断った方が良いと言えるでしょう。
原因②使わない食材を買う
食費の節約を頑張ろうと張り切りすぎてしまい、いつも買わない食材まで購入してしまう人がいます。普段使わない食材は、使い勝手がわからず、結局使わず腐らせて捨ててしまいがちです。よって、節約を意識する心持ちはとても大切ですが、普段使い慣れている食材を買うように心がけましょう。
原因③お菓子やお酒、ジュース等を好きなだけ購入している
食費が高くつく原因の3つ目は、お菓子やお酒、ジュース等を好きなだけ購入していることです。基本的に節約をするのであれば、お菓子等はご褒美としてたまに買う程度にしておきましょう。いつもお菓子等を買って食べていては、いつまで経っても食費を1万円以内に抑えることは難しいのです。
「お菓子やお酒は週1のご褒美!」くらいに考えておいて、普段から買わないように意識しておきましょう。
原因④ご褒美に買い食いすることが多い
先ほども少しご紹介しましたが、ご褒美という名の買い食いをすることも、食費が高くつく原因です。
今日頑張ったご褒美にと、コンビニでスイーツを買ったり、おでんや肉まんを買ったりするのも食費を安く仕上げたければ禁止です。「ご褒美」という言葉は、響きは頑張った自分へのプレゼント的な意味で素敵ですが、自分へのご褒美で家計を圧迫してしまっては意味がありません。ご褒美はほどほどにして、楽しむようにしましょう。
原因⑤食費の予算を設けていない
最後の食費が安く抑えられない原因として、食費の予算を設けていないことが挙げられます。食費を抑えたいと思っているのに、具体的にいくらに抑えたいのかを言える人は実は少ないのです。
食費を抑えるためには、まず食費を予算化し、予算の範囲内で過ごせるようになることが重要なのです。
一人暮らしの食費を抑える節約方法20選!
ここでは、一人暮らしの食費を抑える節約方法を20選ご紹介します。どれも基本的で簡単に実践できるものを集めましたので、ぜひ実践してみてください。
1.週の食費は2,000円以内に設定しよう!
食費を安く抑えるにあたって、必ず実践して欲しいのは、週の食費を2,000円に設定することです。1ヶ月は5週ありますので、1万円÷5週=2,000円です。
2,000円というと、ランチ2回分、夜の飲み会代以下の金額です。しかし、節約を心がければ1週間の食事を2,000円以内でやり過ごすことができるのです。
1ヶ月の食費を1万円以内で収めるためには、絶対に週2,000円以内で食事をするように意識しましょう。
2.主食はお米よりもパスタをメインに使おう!
日本人の主食といえば、お米ですよね。炊き立てのご飯はとても美味しいですし、どんなおかずにも適応してくれる優れものです。
しかし、お米はあまりコスパが良くありません。コスパが良い主食は、実はパスタなのです。
パスタは100グラムあたり10円程度ですが、お米は100グラムあたり18円です。8円の差なんてないようなものと思われるかもしれませんが、これを3食毎日1ヶ月食べると考えると下記のような差がます。
パスタ
10円×3食×30日=900円
お米
18円×3食×30日=1,620円
差額は720円になります。毎日パスタだけでは飽きてしまうので、パスタを主要メンバーにして、お米や違う主食を選んで食べるようにしましょう。
3.食材の安いお店をハシゴできるようになろう!
1週間2,000円の食費で十分な食材を確保するためには、安いお店探しが重要になります。
野菜が安いお店、お米が安いお店、お肉が安いお店等、いろんなお店を回って比較してみましょう。そして、野菜を買うお店、お米を買うお店、お肉を買うお店等を決めて、安くて美味しい食材を手に入れられるようになりましょう。
4.実は蕎麦(そば)も優秀なコスパの主食であることを知ろう!
実は、乾麺の中で蕎麦もコスパの高い食材です。100グラムあたりの値段はパスタと同じ10円ですし、栄養価も高いです。
パスタやお米に飽きてきたときは、変わり種として蕎麦を食べるようにしましょう。蕎麦はめんつゆさえあれば食べられますので、仕事で疲れて帰ってきたときにすぐに食べられるものとしてもおすすめできます。
5.鶏肉を上手に使おう!
食費節約の王道食材といえば、鶏肉です。鶏肉は豚肉や牛肉などと比較しても圧倒的に安く手に入る食材なのです。
100グラムで売っているお店もありますが、できれば多めに買って、100グラムずつに小分けして冷凍保存をしておきましょう。
野菜炒めや煮物など、お肉が入っているのといないのとでは、旨味が異なってきます。
また、鶏肉単品でも美味しいおかずができますので、ぜひ鶏肉料理を上手にできるようになりましょう。
6.もやしを上手に使おう!
コスパ最強の野菜であるもやしは、ぜひ普段使いしたい野菜の1つです。もやしは1袋30円以下で買えることが多く、シャキシャキとした触感があり、食べ応えもあります。
もやしをごま油で炒めて塩コショウを振って食べるだけでも十分美味しいですし、他の野菜と併せて野菜炒めや温野菜にしても美味しいです。
もやし単体で食べられるレシピもありますが、あまり栄養があるわけではないので、他の野菜と組み合わせて量を増す食材として利用していくとが良いでしょう。
7.玉ねぎを上手に使おう!
玉ねぎは3~4個入り1袋100円と、こちらもコスパの良い食材です。
玉ねぎを丸ごと入れて煮込むだけのコンソメスープもできますし、じゃがいもと人参・玉ねぎ・鶏肉でシチューもできます。
ケチャップと玉ねぎ、鶏肉でケチャップライスもできますのでどの料理にも使える万能食材です。必ず1週間に1個は使っておきたい、良コスパ食材ですので覚えておきましょう。
8.キャベツを上手に使おう!
キャベツは1玉の値段が変動しやすいので、買う時は注意が必要です。ただし、一人暮らしの食事で1週間内にキャベツを使うのは1~2回程度ですので、4分の1カットのキャベツを買うようにしましょう。
キャベツは、カットされた断面を水で濡らしたキッチンペーパーで包めば断面が黒ずむことがなく3日位は美味しく食べられます。
キャベツは炒め物、煮物など使える料理のバリエーションが豊富ですので、1週間を2,000円で過ごすためにはぜひ買っておいて欲しい食材です。
9.卵を上手に使おう!
卵は安売りのときに1パック100円程度で売られていることがありますので、必ずゲットしておきましょう。
朝ご飯を卵かけご飯にして食べても良いですし、お弁当の定番おかず卵焼きも作れます。また、オムライスやゆで卵などレパートリーも豊富です。
1週間のうち毎日1個ずつ食べれば次の週に卵を持ち越すこともできます。さらに、お菓子が食べたいときに牛乳と卵、砂糖があればプリンを作ることも可能です。
卵は節約の強い味方だと覚えておきましょう。
10.チラシを見て特売品をゲットしよう!
食材が安いお店を複数見つけて安心してはいけません。各お店の特売チラシを確認して、安い食材をより安く購入できるようになりましょう。
お店によりますが、曜日によって安く売っている食材が固定されているときがあります。よって、特売品で必要な食材を見つけたら心置きなく買い物へ行くようにしましょう。
また、複数のお店のチラシをチェックすることで、特売品の値段を比べることも楽しいので、ぜひやってみてください。
11.外食は基本的に行かないようにしよう
1週間2,000円の食費生活をしている時は、基本的に外食は行かないようにしましょう。
会社の付き合い、学生サークルの飲み会など、どうしても断れない用事以外は参加しないでおきましょう。
飲み会などは楽しいものですが、しょっちゅう参加していては家計を圧迫してしまいます。ただし、どうしても参加したい飲み会がある場合は参加してもOKです。節約を意識しすぎて、人間関係が希薄になってしまったり、ストレスを抱えてしまったりしては、いつかストレスが爆発していまい無駄遣いの暴走があるかもしれません。
そんなことにならないためにも、どうしても参加したい飲み会などは「交際費」から捻出するようにして、食費からお金を出さずに済む救済方法を設けましょう。
12.お弁当とマイボトルを持参しよう!
食費を浮かせるためには、社会人でも学生さんでもお弁当とマイボトルを持参するのは必須事項です。
ランチを気軽に食べたいと思われるかもしれませんが、ランチ1回分のお金は週3日程度の食費に匹敵する可能性があります。
ランチは頑張った自分へのご褒美として月1回位にしておきましょう。それ以外はお弁当で済ませるように努めましょう。
ただし、お弁当といっても簡単なもので構いません。おにぎりとインスタントのお味噌汁をマグカップで飲むのでも良いですし、ツナとマヨネーズを和えて食パンに挟んだツナマヨサンドイッチも立派なお弁当です。
マイボトルには好きなお茶を淹れていくと、仕事中や勉強中とてもリラックスできるのでおすすめです。
13.食材は買い過ぎないことを意識しよう
食材は買いすぎないように注意しましょう。
節約することに張り切りすぎてしまい、余計な食材を買い、結局使いきれずに捨ててしまっては、それも無駄遣いに入ってしまいます。
食材は食べきれるだけの量を購入しましょう。節約にまだ慣れていないうちは、2日に1回スーパーへ行くなどして、2日分の食材のみを購入してくるようにしましょう。
手間はかかりますが食材を腐らせることを防止できるのでおすすめです。
14.きのこは冷凍しても傷まない優秀な食材!
もしも食費に余裕があったら、しいたけやぶなしめじ、えりんぎなどのきのこを購入して冷凍しておくようにしましょう。(しいたけやぶなしめじは石月とってから冷凍しましょう)
きのこを入れるだけでだしや風味が出ておいしいですし、朝の忙しいときでもお味噌汁の具材に冷凍キノコをそのまま入れても良いでしょう。
きのこはパスタとも相性が良いので、ぜひ冷凍庫にストックしておくようにしましょう。
15.鶏肉以外のお肉は、安い時にまとめて買って冷凍庫保存しておこう!
食費の節約に鶏肉ばかりを食べていても飽きてしまうので、特売で安くなったお肉は、冷凍してストックしておきましょう。
特に豚肉はグラム98円以下で売られることもありますので、その時は多めに買って冷凍庫にストックしておきましょう。
鶏肉に飽きてきたら、豚肉や牛肉などを使って料理をし気分転換をするのが良いでしょう。
16.安いという理由で使ったことのない食材は絶対に買わないようにしよう!
節約生活をするにあたって、すごく料理に気合いを入れる人がいらっしゃいます。
毎日完璧な節約料理を作り、さらに新しいレシピにも挑戦しようとする、その心意気はとても素晴らしいものです。しかし、現実は上手くいきません。
使ったことのない食材を使うのは大抵1回です。余った分はどうアレンジして良いかわからず、最終的に腐らせて捨ててしまいがちです。
よって、使ったことのない食材を買うのはやめて、普段使いしている野菜を中心に購入するようにしましょう。
17.見切り品を賢く使おう!
スーパーには、賞味期限が近いもの等を割引して、通路などに「見切り品」として置いておく食材があります。こちらの食材は低下の3割引き等になっていることがありますのでチェックしておきましょう。
見切り品が出るのは主婦がスーパーにくる15時~17時位の時間帯です。お得に買い物をしたいときは、この時間帯を狙って行くと良いでしょう。
18.余ったおかずは冷凍できれば冷凍して、いつかの自炊が面倒くさい日に備える
自炊をしているとき、たまにおかずを作りすぎてしまうことがあると思います。
そんなときは、あまったおかずを冷凍保存しておいて、自炊が面倒くさい時に解凍して食べられるようにしておきましょう。
仕事やバイト等で疲れて帰ってきた後に、冷凍庫におかずがあれば本当に助かるものなのです。少しだけでも良いので、おかずを多めに作ったときは冷凍保存しておく癖をつけましょう。
19.プライベートブランド(PB)を賢く使おう!
スーパーのプライベートブランド(PB)商品を賢く使うと、食費の節約にとても役立ちます。
特に調味料等はPB商品の方が安くて、味も他社と変わらないのでお得です。
PB商品はスーパーによって異なりますので、ぜひお店ごとの商品を見てみましょう。
20.お菓子やお酒、ジュースはポイントが貯まったら購入しよう!
最後にお菓子やお酒、ジュースは貯まったポイントを使って購入するようにしましょう。
お店によってポイントの仕組みはことなりますが、例えば100円につき1ポイントつき、500P貯めたら500円分の商品券がもらえるとします。
お菓子等はこの商品券で購入するようにしましょう。商品券等のポイントを貯めて買うものは、全て自分の好きなものに使ってかまいません。そうした方が、1週間2,000円生活にも影響がでませんし、ポイントを貯める意欲にもつながります。
さらに、お菓子等をひたすら我慢しなくても良いと思いストレスを溜めこまなくなることが一番良いので、ぜひポイントを貯めてお菓子等を購入するようにしましょう。
まとめ
食費を1万円以内に抑える節約方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
1週間2,000円以内で食事をするのは大変だと思いますが、やれない金額ではないのです。賢く野菜やお肉等を購入し、料理をすれば1週間2,000円以内で必ず生活することができます。
食費を1万円以内で抑えられるようになったら、生活することがぐんと楽になりますので、ぜひ何回も実践して、1万円以内で食事することが当たり前になるまで続けていきましょう。
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