借金が60万、70万、80万と増えることには何からの要因が考えられます。
そこで、借金をする機会が多いカードローンについて、注意しなければならないところを中心に紹介していきます。
現在、カードローンで借入している人や、返済に困っている人には、読んでもらいたい内容です。
借金60万・70万・80万…なぜ増える!?
借金が60万円から借金70万円に、借金70万円が借金80万円になぜ増えるのか、その要因について紹介します。
金利は侮れない
金利が侮れないのが、消費者金融系のローンを利用している場合です。
例えば、銀行から事業資金として借入をしている場合の金利は約3%程、日本政策金融公庫から借入をしている場合は1%台の金利です。
しかし、消費者金融系のローンで借入している場合の金利は、約15%と、高すぎる金利があることが実態です。
10万円以下の少額の借入だと、金利負担は重くありませんが、借金60万円とか借金70万円、借金80万円を抱えている場合、金利負担は重いです。
借金60万円、借金70万円、借金80万円と借入をしている状況で、返済していくには、金利負担が重いことを認識しておく必要があります。
金利が10%以上となると、元金がなかなか減らないという印象を受け、返済リスクが重く感じることもありますので、金利の高さは侮れないところです。
実は怖いリボ払い
リボ払いは一定額の支払いで済ませることができますので、一見、利便性がある支払方法と感じますが、いくつもの落とし穴がありますので、リボ払いの注意点を紹介します。
リボ払いは、少額の返済を最終返済日まで行う支払方法です。メリットは月々はの支払いが少額で済ませられることですが、デメリットもあります。
デメリットは、金利が高いため、月々の返済元金が少額のため、借入を返済終了するまで、長期間の日数を要することです。60万円の借入で、約5年は返済し続けることもあります。
リボ払いの一番の落とし穴は、金利が高いことによる返済期間の長さが精神的な負担に襲われる人もいますので、リボ払いの怖さがこういった部分に隠れています。
借金60万・70万・80万…借金地獄の始まりは!?
借金のきっかけには、以下の5つが考えられます。
- カードでお買い物
- クレジットカードでキャッシング
- お支払いはリボ払い
- ギャンブルにハマって…
- 生活費が足りずに…
- 銀行系カードローンに手を出して…
では、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
借金のきっかけ①:カードでお買い物
買い物する時に、クレジットカードで会計を済ませることは多々あります。買い物する商品によって、現金払いする時もあれば、クレジットカード払いする時もあります。
借金とクレジットカードでの買い物との関係性は一見薄く感じますが、クレジットカードオンリーで買い物していると、支払金額が増えてしまいます。
支払金額以上のクレジットカードの請求額があるときは、リボ払いに支払方法を切り替えることがあります。
クレジットカードで買い物し、リボ払いに切り替えし続けると、リボ払いの支払いが増えてしまい、リボ払いの支払いで返済が長期化することになります。
そのため、クレジットカードで買い物し、リボ払いに支払いの切り替えをすることが、借金のきっかけとなることに注意して下さい。
借金のきっかけ②:クレジットカードでキャッシング
突発的な支払いや、どうしても支払う必要がありながら、手元に資金がない場合、クレジットカードのキャッシングを利用することがあります。
クレジットカードのキャッシングは、クレジットカードを契約する時に、キャッシング利用を付けると、キャッシング利用限度額まで借金することができます。
クレジットカードによって、利用限度額は変わりますが、一般的には20万円から50万円の限度額を設けていることが多いです。
借金60万円、借金70万円、借金80万円ある場合は、クレジットカードを複数持っていて、限度額いっぱいの利用をしていることと考えられます。
クレジットカードのキャッシングは限度額まで借金することができ、返済は月に一回の期日に返済しなければなりませんが、繰上返済もできますし、必要な時に借金することができる利便性が特徴です。
そのため、キャッシングばかりしていると、借金60万円、借金70万円、借金80万円と借金が膨れ上がる可能性があり、借金が減らないという悪循環に陥る可能性もあります。
利便性の良さから、ついキャッシングを利用しがちになることもありますが、計画的なキャッシングの利用をすることをおすすめします。
借金のきっかけ③:お支払いはリボ払い
支払いをリボ払いで済ませることは、借金にはまりやすいきっかけの一つです。
少額の支払いで済ませられることが、リボ払いの特徴です。
少額の支払いばかり続けると、支払総額が増えるため、結果的に支払いに困ることもあります。
クレジットカードの支払いは、一回払いで済ませることが基本で、リボ払いは極力しないことが、返済リスクの負担を軽くすることにも繋がります。
リボ払いは借金のきっかけの一つであり、多重返済のきっかけにもなるため、注意する必要があります。
借金のきっかけ④:ギャンブルにハマって…
ギャンブルにハマって借金漬けになる話はよくありますが、ギャンブルで勝つためにカードローンで借金して、返済が滞る恐れがあります。
負けが込み、一発逆転の大金を手に入れるため、借金までしてギャンブルにハマる話もありますが、非常に危険すぎます。
ギャンブルに負けて、手元に資金がなく、安易にカードローンに手を付けて借金をすると、借金が増えることは目に見えています。
ギャンブルはハイリスクですので、借金してまでやるものではないことを肝に銘じて下さい。気分転換くらいに捉えて、借金までする必要はないです。
借金のきっかけ⑤:生活費が足りずに…
生活費が足りずにカードローンで借金するケースも、借金のきっかけになる話で聞くことがあります。
突発的な出費で支払いが足りずにカードローンで一時的に凌ぐつもりで借金することがありますが、支払いが追いつかないとカードローンの返済が困難になる恐れがあります。
一時的な借金であれば、給料などの収入でカバーできれば問題ありませんが、継続して生活費が足りない場合は、生活費を見直す必要があります。
借金のきっかけ⑥:銀行系カードローンに手を出して…
銀行系のカードローンに手を出すことが悪いわけではありませんが、実態は消費者金融系のローンと変わりありませんので、利用する時は、返済計画まで立てる必要があります。
金利が高く、返済に行き詰まる恐れがあり、銀行系のカードローンで借金した場合は、短期間での返済に努めることをおすすめします。
銀行系だから大丈夫とか安心とかというのは大間違いです。銀行系カードローンも消費者金融系のローンと同じだと認識した上で、返済計画まで考えて、計画的に利用することをおすすめします。
借金60万・70万・80万…どうやったら減らせる!?
借金60万・借金70万・借金80万を抱えている場合、借金を減らす方法から、主な3つの方法を紹介します。
借金を少しでも早く減らす方法には、以下の3つがあります。
- これ以上借入を増やさずに生活する
- 最低支払金額より多く支払う
- ローンの一本化もアリ
では、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
借金を減らす方法①:これ以上借入を増やさずに生活する
これ以上借入を増やさずに生活する方法があります。借金を増やすことをストップするには、生活費を見直して支払いを減らして、収入を増やすことがおすすめです。
生活費を見直しながら、収入を増やすことは難しいかもしれませんが、近年では副業を認める会社も増えており、会社で働いていない空いた時間で副業で収入を得ることも可能です。
借金60万円、借金70万円、借金80万円あると、これ以上借金を増やすことか危険ですので、少しでも借金返済していく方向で考えることが望ましいです。
借金を減らす方法②:最低支払金額より多く支払
借金の最低支払金額よりも多く支払いをすることもおすすめです。
カードローンで借金している場合、最低支払金額よりも多く返済すると、元金返済が多くなり、借金の減るスピードが少しではありますが早くなります。
カードローンの最低支払金額は、金利が元金よりも多く設定されているため、借金が減らない錯覚を覚えますが、最低支払金額以上の返済を続けることで、確実に借金は減ります。
借金60万円、借金70万円、借金80万円を抱えている状況で、借金の残高を早く減らしたい人に、おすすめの方法です。返済資金に余裕がある時に、支払金額を少し多くすることで、借金返済の期間を短縮するメリットもあります。
借金を減らす方法③:ローンの一本化もアリ
ローンの一本化は、複数の借金がある場合におすすめです。あれもこれも借金返済するよりは、借金返済を一つにまとめることで、返済と管理が楽になります。
複数の借金を抱えていると、借金返済だけで支払いが大変ですので、借金をまとめて一本化することは、月々の返済が一本前よりも少なくなり、支払管理がしやすくなるメリットがあります。
借金60万円、借金70万円、借金80万円を抱えている場合は、複数の借金を抱えている状況が考えられますので、借金を一本化するため銀行やローン会社に相談してみて下さい。
借金60万・70万・80万なら任意整理も
借金返済の方法の一つに任意整理がありますので、任意整理について紹介します。借金60万円、70万円、80万円と借金を抱えている人は、任意整理も頭に入れておくこともおすすめします。
任意整理とは
任意整理とは、債権者への借金返済や支払金額の相談や交渉を司法書士が代わりに行い、裁判所を介さずに手続きを進めるため、自己破産や個人再生よりも簡単な手続きとなります。
現在返済している金額よりも、少なくなり支払いが楽になる方法ですので、債務整理の中で一番多いのが任意整理です。
自己破産や個人再生の一歩前の借金返済の方法が任意整理ともいわれています。借金60万円、借金70万円、借金80万円の返済に困っている人は、任意整理も考えてみて下さい。
任意整理のメリット
任意整理のメリットは、裁判所が介入せず、司法書士が債権者と借金返済について交渉を行いますので、交渉が長期化しにくいことが一つあります。
そして、借金返済について、将来の利息を無しにして、月々の返済を軽減させるとか、一括返済するので借金を減額させるとかを、すべて司法書士が代わりに交渉します。
そのため、借金60万円、借金70万円、借金80万円の交渉を自分でする必要もなく、今後の返済を司法書士が代わりにやってくれますので、精神的負担も軽くなります。
借金60万円、借金70万円、借金80万円の返済計画を任意整理で考えている人は、司法書士に相談することをおすすめします。
任意整理のデメリット
任意整理のデメリットは、信用情報機関にブラックリストとして登録されることです。ブラックリストに登録されると、一定期間においてクレジットカードの契約ができないこともデメリットです。
そして、近年では任意整理の和解条件が厳しくなっているところが多く、和解条件を飲まない業者が増えていること、借金減額交渉は難しいこともデメリットとして挙げられます。
借金60万円、70万円、80万円を抱えていて、任意整理で和解条件を債権者が放棄することも十分に考えられます。
借金60万円、70万円、80万円を借金減額することは、債権者によっては、減額するしない分かれるところではあります。
ブラックリストに登録されること、クレジットカードを契約できないことのデメリッをも考慮して、任意整理を進めたい人は、デメリット部分は頭に入れておく必要があります。
借金60万・70万・80万…もし返せなかったら…?
借金60万円、借金70万円、借金80万円を、もし返せなかったらどうなるか、想定される可能性を含めて紹介します。
債務者から連絡が入る
借金返済が滞ると、債権者から連帯保証人に連絡が入り、連帯保証人から債務者に連絡が入ることがあります。
基本的に返済日に月々に支払う返済金額を返済できないと、債権者から債務者に連絡が入ります。
債権者が債務者との連絡が取れない場合に、連帯保証人に連絡が入ることがありますので、連帯保証人に迷惑をかけたくなければ、債務者からの連絡を取って、返済計画や相談をすることをおすすめします。
会社や自宅に来ることも…
映画やドラマであるような、会社や自宅に押し掛けることも可能性として考えられます。
これは、返済が滞り、債務者や連帯保証人とも連絡が取れない場合に、生存確認で会社や自宅に来ることがありますので、会社や自宅に来られることが迷惑だという人は、債務者からの連絡には極力出て下さい。
借金60万・70万・80万…借金は人間性が出る
借金60万円、70万円、80万円を抱えている人は、それが人間性として出るのかは判りかねますが、借金の要因としていくつか紹介します。
借金を作る人は借金を繰り返す
借金を作る人は借金を繰り返すことは、一時的にはありますが、返済計画を立てて返済し続けることで、借金を繰り返すことは回避できます。
借金を繰り返す要因として、無計画にカードローンやキャッシングを利用することで、繰り返し借金を作り続けることになります。
返済計画を立てずに借り入れるとアウト
返済計画を立てずに無計画に借金をすることはアウトに等しいです。無計画に借金すると借金60万円、70万円、80万円を抱えることにもなります。
返済計画を立てないことは、借金が増える可能性がありますので、借金をするときは、返済計画を立てた上で、カードローンやキャッシングを利用して下さい。
借金60万・70万・80万…繰り返さないためには?
借金60万円、70万円、80万円を抱えることを繰り返さないためには、どうすれば良いかを紹介します。
支出を減らす
借金60万円、70万円、80万円を抱えないための方法として支出を減らし、借金返済し続ける方法があります。
ただし、生活費を切り詰めることになりますので、生活に支障をきたさない範囲で借金返済中心の生活を送ることも、借金回避の一つの方法です。
収入を増やす
借金60万円、70万円、80万円を返済する方法として、収入を増やす方法もあります。
収入を増やすには給料が高い仕事に転職するか、副業で借金返済分を稼ぐ方法が現実的です。
支出を減らしつつ、収入を増やすことで、返済原資を確保しやすくなるため、支出を減らす方法よりも収入を増やす方法に努めることがおすすめです。
クレジットカードを全て解約または1枚に減らす
複数のクレジットカードを所持している場合、使用していないクレジットカードや使用頻度が少ないカードなど、クレジットカードを一枚にするか、すべて解約することも借金を作らない方法としておすすめです。
クレジットカードにはキャッシング機能が付いており、クレジットカードを持たないことで、キャッシングできなくなるため、借金を作るきっかけを回避するメリットがあります。
借金60万・70万・80万、実は消滅時効がある
借金60万円、借金70万円、借金80万円の借金に消滅時効は5年から10年といわれていますが、借金の消滅時効が成立した事例は少ないです。
消滅時効には条件がありますが、条件を満たしたうえで手続きを進めることで抱えている借金が消滅する可能性はあります。
5年から10年の消滅時効を待つよりも、任意整理で借金返済を進める方が現実的です。
借金60万・借金70万・借金80万を返済するには
借金60万円、70万円、80万円を返済する方法として、生活費を切り詰めて返済原資を確保する方法とか、給料が高い仕事に転職したり副業で稼いだりして収入を増やす方法があります。
返済原資を確保できれば、返済し続けるだけですが、返済し続けることが困難な時期もありますので、返済計画を立てて、無理のない返済をすることで、借金が完済することに繋がります。